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わかりあえないに挟まる価値観

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至極個人的な話、
男性作者の作品に出てくる女性キャラクターと国会議員の発する世間に対する
「わかりあえない」は同じだと思う。

周囲の価値観は、すべからく自身の価値観に影響していく。
昔…といっても私が知っているのは、ここ15年位で
周囲は自分で選べるようになり、知りたくない情報の排除や、抹消はいともたやすく行えるようになった。
すると、あっという間に自分に優しい桃源郷ができてしまう。

きっとこれは素晴らしいこと、でも私には虚しいこと、そして時には恐ろしいこと

自分の好きなことで周りを固めていると、世界がそこだけになってしまって
自分と違う価値観を受け入れにくくなるんじゃないか
同性同士は生産性がないとか、同性愛は趣味みたいなものという人が出てくるんじゃないか。

実際に出てきた。

これについては、公的な場で話さなければ知られることでもないし、批判をもらうことでもない
個人の考えなんだから、十人十色、百人百様、海千山千。

でも貴方は公的な場で話す人。
だとしたら、様々な意見を見聞きして自分の中に落とし込んで話さなきゃいけない。

けどきっと桃源郷にいる時間が長すぎて、そんな事は考えない。
だから世間と乖離してわかりあえない、苛立ちを通り越した呆れが生まれるんじゃないかしら。

最初に例をあげた男性作者の描く女性キャラクターについて触れると

彼らの描く大体のキャタクターはいきなり向けられた好意も受け入れる。嬉しいって。

私からしたら、いきなり向けられた好意は動揺するし喜んで受け入れるなんてことはない。
だって怖い。

性差だ、とか嬉しくないわけ無いだろうとかそういう発言もきっと桃源郷にいるから出る発言。

さっさと失楽園に行って、広い世界を見ればいいのよ。
そうすれば、知らない自分の好きに出会えて、より楽しくなる。
知恵の実を食べた私達ならきっとそれくらいわかるはず。

でもなぜでしょう。今、私が生きている国では桃源郷に留まることを良しとして
蛇に監視されながら養老乃瀧で毎日お酒を飲みたい人が多いみたい。

すべてがそうって言ってるわけじゃない、最初に行ったようにこれは至極個人的な話
だから、そういう事はやめてね
だってこれは至極個人的な話だから。

ただ、さっさと失楽園に行って、広い世界を見ればいいのに。っていう言葉は気に入ってる。

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